夕焼け頃の帰り道で

同人サークル「朝焼け航路」告知兼、舞台探訪/聖地巡礼記事サイト

「みどりの券売機プラス」を触ってきた。

ちょっと鳳へ行く用事があったので鳳駅に行った所、隣の津久野駅にみどりの券売機プラスがこの春より導入されたとの案内がありました。
なので時間もあったのでちょっと弄りに行って来ました。



これがみどりの券売機プラスです。ちとデカイ。
これよく見ると、今まで使ってきたMV30の横に取り付けてシステムを更新?しただけのようです。
総入れ替えだとコストがかかるから、増設型にしたのでしょう。

読み取り台です。
ここで読み取らせることによって、乗車券変更、定期券購入、株優の使用、学割の使用、その他メモ等もオペレーターに見せることが出来るようです。
でもこれ現物を見せてると言ってもカメラごしだから、偽造の株優とか使えたりしちゃいそう…。



以下、続きから


ここからは画面をば。(映り込み激しいです…)

みどりの券売機プラスは常にオペレーターと繋がるわけではなく、いつもは普通のMV30です。
写ってないけど、「きっぷの購入に関するお問合せ」のボタンを押すことによってオペレーターに繋がります。
30分ほど駅で観察してましたが、普通のMVとして使えるので会社員の方が使ってたりしてましたね。

問い合わせボタンを押すと、オペレーターの呼び出し画面になります。途中で中止することも出来ます。
この時はオペレーターがすくに出れない状態だった?ため、かなり長い時間待たされましたw

オペレーターに繋がった後の画面。読み取り台にマイクがついてるのでそれに向かって話します。
普通のMVで出せる乗車券を買っても面白く無いし、他サイト様を見てるとマルスで出せるものならなんでも出るようなので、
ちょっとやりたかった南海線通過連絡乗車券を頼んでみることにしました。
メモ書きも用意してなかったので口で「津久野駅発、三国ヶ丘南海線に乗り換え新今宮新今宮から大阪環状線阪和線を通り阪和線長居駅まで」
と伝えました。入力してるのだろう間ずっと無言状態だったのでかなり心配になりましたw

これが確認画面。発駅が見えてないけど、「津久野-三国ヶ丘」となってます。
面白いのは、他社線は青色になってるとこでしょうかね。とてもわかりやすくなってます。
後は、大阪環状線が「大阪環状線天王寺方面」と区別されてるとこでしょうか。

確認画面で確認後、支払い画面。
ここは普通のMVと全く変わりません。
ほんとに最低限しか変えてないようです。


ちなみに余談ですが、この時支払いの画面にするのに少し手こずってました。
まだ慣れてないよう?でしたね。


さて、発行された乗車券を。

津久野 → 長居 (経由:阪和・三国ヶ丘南海線新今宮・関西・阪和)
発行は「津久野駅MV31発行」と今まで通りの表示です。
MVで南海線通過連絡乗車券が買えちゃいました。MVだけど窓口端末って感じですか。


この後に、窓口のみでしか購入できないフリーきっぷ類もちゃんと発売出来るのか試してみました。

MV発行の関西1デイパスです。関西1デイパスは本来窓口のみでの発売ですが、みどりの券売機プラスでは購入出来ます。
ちなみに、オペレーターに聞いてみたところ、流石に関西圏以外のみでしか買えないフリーきっぷ(岡山・尾道おでかけパス等)は発売出来ないとのことでした。
北陸おでかけパスも多分発売出来ないと思います。これはまた聞いてこようかな。

ちなみにこれを購入する時、確認画面に商品名が表示されたのですが、撮りそこねました。
たぶん「ハルノカンサイ1デイパス」と書かれてたのだと思います。


というわけで、みどりの券売機プラスはほぼ窓口と同じように発行出来ることが分かりました。
発売出来ないのは一部企画券、イベント券、団体乗車券類でしょうか。あと常備券でしか発行出来ない切符。
どこぞの廃止された買えないくんに比べるとかなり勉強して開発してるなぁと思います。
ただ、まだ知名度は低く、インターホンで駅員を呼び出してる人のみでした。
今後どうなるんでしょうかね…。